2019年10月26日

JFAが選手の安全を守るための「スポーツ救命ライセンス講習会」各地で開催

日本サッカー協会(JFA)は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と「JFA+PUSHコース」を2017年から実施している。「スポーツ救命ライセンス講習会」は、(公財)日本スポーツ協会(JSPO)公認アスレティックトレーナーが資格更新のために保有しなければならないBLS(Basic Life Support:一次救命処置)資格取得のための講習会として認定されている。

神奈川県で今年2回目の「スポーツ救命ライセンス講習会」を開催

10月14日(月・祝)、神奈川県サッカー協会で、トレーナーやチーム関係者等17名を対象に「スポーツ救命ライセンス講習会」を開催。神奈川県サッカー協会医学委員会副委員長・高木博先生等が熱中症・脳振盪(のうしんとう)などに関する講義を行った。実技では心肺蘇生の中でも最も重要な胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方を学習し、バックボードへの全身固定・搬送法についても学びました。本講習会の合格者には修了証(3年間有効のライセンス証)が渡された。

講師の高木博氏は「今回の受講者のほとんどがトレーナーで、サッカーの現場で選手をサポートする立場の方々であり、講義や実技を自らの活動に活かすべく真剣に取り組んでおりました。また、講義と実技指導は、神奈川県サッカー協会医学委員会のメンバーにて行いました。選手、指導者や保護者などのサッカーの現場で活動する多くの方に、救命や搬送の基礎知識と実技の経験をする機会として、本講習会は大変有意義であります」としている。

※講習会開催希望の団体は、JFA公式ホームページ「メディカル」の中の「講習会を開催するには」の問い合わせフォームより。
http://www.jfa.jp/medical/critical_care.html

   

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