2021年07月06日

長友佑都選手が室伏広治スポーツ庁長官を表敬訪問し初対談

スポーツ庁は、一人でも多くの方がスポーツに親しむ社会の実現を目指して「Sport in Lifeプロジェクト」に取り組んでいる。
7月5日、サッカー日本代表の長友佑都選手が「Sport in Lifeプロジェクト」を応援するため、同庁の室伏広治長官を表敬訪問。「健康課題の解決に向けて挑戦するプロジェクトの趣旨に共感しました。スポーツが持つ力をどんどん発信して、盛り上げていきたい」と長友選手。

「Sport in Lifeプロジェクト」は、一人でも多くの人が生活の中でスポーツに親しむ社会の実現を目指してスポーツ庁が推進している事業で、自治体や企業などにコンソーシアムへの参加を呼びかけ、参加団体の取組を紹介したり、団体間の連携を促進することで新たなスポーツの機会を増やし、成人の週1回以上のスポーツ実施率を65%程度へ引き上げることを目標にしている。

長友選手が代表を務める会社「CUORE」でもコンソーシアムに加盟し、理念である「アスリートの価値から創造したプロダクトで健康課題の解決へ挑戦する」に触れたうえで、「スポーツ選手としてもっとスポーツの価値を上げていきたい。スポーツは心を豊かにするし、生活に勇気や希望などの活力を与える。欧州でプレーしていると、生活にスポーツが根付いている。日本もそうなるよう情報発信していきたい」と話した。

また、室伏長官からスポーツをする人を増やす方法について尋ねられ、長友選手は「トレーニングと聞くと、きついというイメージになるが、ヨガのような軽い負荷の運動でも、気持ちが良くなるし、ボディメイクもできる。そこから徐々にステップを上げていくことで、楽しみながら運動をしていけると思う」と提案した。

オリンピアンでもある2人の話は「トレーニングしているか」という話になると室伏長官が、新聞紙を床に置いて「てのひらで丸めてみて」と長友さんに促すと、長友さんは「うわっ!これ難しい。うまくできない。指の神経が鍛えられる」。横できれいに新聞紙を丸めた室伏長官は「この運動は集中力が途切れないし、いろいろなところに効果がある。1週間ぐらいやるとうまくできるようになりますよ」。さらに、室伏長官が「この運動は足でやることもできる」と言って裸足になると、長友さんも靴を脱いで裸足に。2人が両足を空中に持ち上げながら新聞紙を丸めるトレニングがスタート。長友さんは「私は試合前に、つま先立ちをするなどして指のトレーニングをしているが、これは難しすぎてできない。指の動きを活発にさせるトレーニングとしてはこれまで体験したことがない。今度トレーニング方法について相談したいです」と、室伏長官にトレーニング法の指南役を依頼する場面もあった。

懇談の最後に、開幕間近の東京オリンピックに出場する選手へのエールを求められた長友選手は、2008年の北京五輪で日本代表として出場した経験について「私は初の国際大会で緊張してしまい、3連敗した。自分のプレーができず、後悔しかない」と振り返りつつ、「出場する選手はミスを恐れず、後悔しないよう思い切りプレーしてほしい」とエールを送った。とくに関心が高い競技を聞かれて、テニス男子の錦織圭選手の名を挙げ、「頑張って欲しい」と話した。

Sport in Lifeピンバッチを贈呈

「Sport in Lifeプロジェクト」公式サイト:https://sportinlife.go.jp/

   

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