2021年09月02日

「体育会学生は〇〇」って本当 !?データで見えた体育会学生の強みとは? ~大好評であった「体育会学生のトリセツ」の続編が完成~

就職活動支援サイト「スポナビ」を運営する(株)スポーツフィールドは、体育会学生に関するデータを定量的に分析した「体育会学生のトリセツ ~体育会学生を徹底分析~」をリリースした。概要は下記の通り。

●調査の背景
体育会学生は、「主体性がある」「ストレスコントロールができる」「実行力がある」と当社でお伝えしてきました。今回、体育会学生の特性を客観的に数値化分析した資料が完成したことで、より「体育会学生の価値」、「スポーツの価値」が高められたのではないかと考えております。
ぜひ、ダウンロードいただき、ご活用ください。

●調査手法
ブライトン・コンサルティング株式会社開発のビノベーション®レポートを活用して、2019年より、体育会学生に対して定量的な調査・計測を行ってまいりました。この度、法政大学キャリアデザイン学部 田澤実教授 監修のもと、体育会学生と体育会に所属していない大学生の受検結果を比較し、体育会学生の特性について考察しました。
※ビノベーション®レポートとは:行動のクセである、「基本特性」、「モチベーション特性」、「ストレス特性」、「社会人基礎力(コンピテンシー)」等を可視化するアセスメントレポートです。「表に出やすい行動のクセ」や「モチベーションが上がる状況」、「ストレスがかかる状況」といった、「心の内面」が可視化でき、将来の進路のための「自己分析」に役立てるツールとなっています。

●本レポートの概要
本レポートは、体育会学生、一般学生を対象として調査を行い、レポートにまとめたものとなります。
<調査項目>
・ 基本特性
・ モチベーション特性
・ ストレス特性
・ 社会人基礎力
・ GOODARサイクル
・ アスリートポテンシャル

●資料ダウンロードはこちら
https://lp.sports-f.co.jp/sponavireport-torisetsu202109.html

●調査結果(一部抜粋)
■体育会学生の社会人基礎力関する特徴

体育会学生(男子、以下略)は、非体育会学生(男子、以下略)よりも「主体的行動」「実行」「計画」「ストレスコントロール」「責任的行動」「勤勉的行動」「自己統制」「完遂」の項目が高いという結果が得られました。それに対して、非体育会学生は「柔軟」の項目が高いという結果が得られました。

<男子大学生の社会人基礎力>

体育会学生(女子、以下略)は、非体育会学生(女子、以下略)よりも「実行」「ストレスコントロール」
「責任的行動」「勤勉的行動」「自己統制」「完遂」の項目が高いという結果が得られました。

<女子大学生の社会人基礎力>

今回の調査を通して、体育会学生は非体育会学生(体育会に所属していない大学生に比べ、以下の4つの特性が強みであることが、論理的に証明することができました。
気分に波がないほうであり、黙々と続けて、やるなら徹底する
目的を設定し確実に実行しようとする
ストレスの発生源に対応しようとする
全体的な視点から大枠を観察できる
この結果は、体育会学生が競技パフォーマンス向上のために、淡々と日々のトレーニングを継続しているためとも解釈できるかもしれません。このような継続できる力こそが体育会学生の強みといえるでしょう。

■法政大学 キャリアデザイン学部 田澤教授からのコメント
心理学用語のひとつに「リフレーミング」があります。これは、自分が短所と思っていた事でも、見方を変えると長所にもなることを示しています。体育会学生はストイックに競技に向き合うため、自分に足りていないところに注目する習慣があるかもしれません。自らの特徴について強みと弱みの両方から振り返ることは、今までの経験を言語化する際に有効になることでしょう。

   

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