2024年09月26日
ゲーム形式のセレクションで心掛けたいこと
セレクションに参加する多くの選手は、「ボールを持ったらパスなんかせずに自分で運んでシュートしろ!」と教えられて参加しています。
ただこれは、「常に全員の相手を抜いてシュートがいつも必ずできる選手」ならばいいかもしれませんが、いかに周囲を上手く使って自分のやりたいことをやるかが大事です。
また、常にゲーム中は、声が枯れても声を出し続けましょう。
例えば、5対5を10分やったら一人の選手がボールに触っている時間は1分、多くても2~3分です。残りの 7~8分を声も出さずに黙っていたらプレイしていないときはゲームに参加していないことにもなるし、チェックするコーチからも見てもらえません。
声でプレイするということを覚えておいてください。
まとめとして
① 自分が目立つためにも、チームの仲間と協力し合い、チームとして動く。
② 止まって待つプレイは極力なくし、自分で動きボールを引き出す、奪う。
③ 声を出し ゲーム中ずっとみんなのプレイに参加する。
トラップミス・パスミス・ドリブルフェイントミス・シュートミスは少ない方がいいですが、失敗を恐れないことです。
サッカーは失敗するスポーツです。手を使わない競技なのですから。何回ミスしても気にせず、すぐ切り替えていきましょう。味方のミスは全部「ドンマイ!」の声掛けでOKです。
セレクション終了後は、すれ違うコーチに皆であいさつ。
前回と今回の「セレクション当日の過ごし方」に書いたことはとても基本的なことばかりですが、これらのことが意識してプレーしている選手はとても少ないのが現状です。10人に一人ぐらいでしょう。だからこそ、いろんなチームの練習会やセレクションに積極的に参加して、このようなことをトレーニングする機会を増やしておくといいでしょう。