2022年07月23日
プロ選手を輩出する米子北高校サッカー部に密着取材 JA全農
強さの秘訣はお米!一人一日にお茶碗19杯分!7月20日に動画公開!
JA全農は、サッカーの強豪高校の学校法人翔英学園 米子北高等学校(鳥取県米子市、以下「米子北高校」)サッカー部の一日に密着取材。その強さの秘訣として米の摂取による体づくりに取り組む姿に迫った取材動画を公開した。
米子北高校は、令和3年度の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で全国2位に輝いた。U-19日本代表に選出された佐野航大選手(ファジアーノ岡山)やロシアW杯に出場した昌子源選手(ガンバ大阪)などを輩出するサッカー名門校。
動画:https://yansaka.com/gachi/post_005132.html
動画では、米子北高校のハードなトレーニングから選手の「1日の食事」に密着取材し、彼らの目標や“米食”の目的・効果についてインタビュー。キャプテンを務める野田徹生選手がカメラを回し、同校サッカー部の寮に潜入するシーンも。同校では、朝・昼・晩のごはんの他に、トレーニング前後に200グラムの特大おにぎりを摂取。部員一人が一日に摂取するごはんはお茶碗約19杯分(8.7合、約2.9㎏)にもなる。
また、公認スポーツ栄養士の橋本玲子先生が、米子北高校の“米食”を取り入れたトレーニングと、スポーツに取り組む若者の身体づくりにおけるお米の効能について解説。橋本先生は「お米はスポーツ選手にとってエネルギーの源となる、最も大切な食材」とコメントしている。
~コメント紹介~
■中村 真吾監督
体づくりをする中で、「お米を食べることにより、タンパク質の吸収が良くなる」という話を聞いて、授業の合間や練習の前後に積極的におにぎりを食べるようになった。コロナ禍もあって鍛えきれていない一方で、おにぎりを食べることで体が一回り大きくなる部員もいる。体の成長だけでなく、心も成長してほしい。そのうえで昨年以上の成果をあげてほしい。
■選手(野田 徹生キャプテン、中井唯斗選手)
実際におにぎりを食べるようになってから、体が大きくなり、総合的なパフォーマンス向上に結び付いている。おにぎりを食べることで、効率よく体づくりができているし、集中力の維持や体づくりに良い効果をもたらしている。今のチームの目標はインターハイでの優勝。
■公認スポーツ栄養士 橋本玲子先生
米子北高校の食事は、糖質とタンパク質が同時にとれるお米を中心にタンパク質も摂っている。また小腹が空くタイミングで消化の良いお米を食べることで、すぐにエネルギーを補給できるので理想的と言える。運動直後のおにぎり摂取は、使ったエネルギー源を早く戻すことができるので、激しいトレーニングや試合の後ほど、積極的に取ってほしい。お米に含まれる糖質が脳のエネルギー源となり、集中力・思考力・判断力に良い影響を及ぼしたため、けがを回避できていると思われる。中高生は第二成長期のため、大人よりしっかりとエネルギーを摂ってほしい。
【米子北高校サッカー部 概要】
鳥取県米子市の男女共学校。部訓「心・技・体・和」のもと、サッカーを通じて強い精神力を養い、将来につながる人間性の育成を目指している。元日本代表の昌子源選手をはじめ、多数のプロ選手を輩出。
全国高校総合体育大会(インターハイ):13大会連続17回出場。ベスト16(2回)、ベスト8(3回)、準優勝(2回)
全国高校サッカー選手権大会:12年連続17回の出場。ベスト16、ベスト8