2020年01月14日

「女子選手のヘルスケアを考える」2/1に東京でカンファレンス開催 女性アスリート健康支援委員会

公益財団法人日本スポーツ協会などが構成団体となっている一般社団法人女性アスリート健康支援委員会(東京都新宿区/会長 川原貴)は、女性のスポーツに関わる支援者を対象に、婦人科、栄養学、精神医学などの知見及びその対処法に関するカンファレンスを2月1日、東京・千代田区の御茶ノ水ソラシティで開催する。

スポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、近年の競技スポーツにおいて女性アスリートが活躍している一方、スポーツによる健康問題が問題視されている中で、女性を取り巻くスポーツに関する活動環境の充実や改善を通してスポーツへの参加を促進するため、女性アスリートやその指導者の支援に取り組んでいる。

女性アスリートには、月経異常、月経に伴う症状、貧血及び摂食障害など女性特有の健康問題を抱え、十分にパフォーマンスを発揮できない例や、誰にも相談できずにひとりで悩んでいる例が少なくない。女性アスリートが現役時代のみならず引退後も生涯にわたり健康的にスポーツを続けるためには、スポーツ指導者、養護教諭及び学校医などの支援者が、発育発達や身体活動量に応じた指導、女性特有の健康問題やその対処法を理解することが大切であり、今回のカンファレンスを開催する。

【主なプログラム】

13:15~14:20
「女性アスリートの医学的諸問題」
講師
・鈴木なつ未 氏(国立スポーツ科学センター スポーツ研究部)
・川原貴 氏(一般社団法人女性アスリート健康支援委員会 会長)
・武冨修治 氏(東京大学医学部附属病院 整形外科教室)
14:20~15:35
「月経随伴症状と対策法」
講師
・中村寛江 氏(東京大学医学部附属病院女性診療科・産科)
・百枝幹雄 氏(聖路加国際病院 副院長)
・ヨーコ ゼッターランド 氏(公益財団法人日本スポーツ協会 常務理事)
15:35~17:20
「女性アスリートの三主徴の予防と治療」
講師
・能瀬さやか 氏(東京大学医学部附属病院女性診療科・産科)
・小清水孝子 氏(大妻女子大学家政学部 教授)
・関口邦子 氏(国立スポーツ科学センター スポーツメディカルセンター)「総合討論」
「総合討論」
ゲスト:原裕美子 氏(女子マラソン元日本代表)

【定員】600名(先着順)
【参加料】5,000円(税込)
【申込方法】下記URL又はQRコードから

http://bit.ly/301PSeO

◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称。
JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開している。また、日本のスポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携している。

   

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