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2022年02月05日

JFAが「中学校体育 サッカー指導の教科書」を刊行

日本サッカー協会は、このほど「中学校体育 サッカー指導の教科書」(東洋館出版社発行)を刊行、全国の書店・オンライン書店などで販売を開始した。
これはJFA技術委員会普及部会が「学校体育サポート」の一環として発行したもので、2014年6月に刊行した小学校版に続き、今回は中学校の保健体育教員を対象とし、単元計画や評価基準、各時間の授業づくりまでを網羅しているもの。

発行日:2021年12月25日
販売日:2022年1月14日
著者:公益財団法人日本サッカー協会
発行所:株式会社東洋館出版社
価格:定価2,310円 (本体価格2,100円)
※本の購入・お問合せは下記より
https://www.toyokan.co.jp/products/4531

本書の趣旨
「体育の授業でやったサッカーが楽しかった」
サッカーやスポーツの普及、発展を目指す日本サッカー協会としての思いはここにあります。この一点に絞られるともいえます。
体育の授業には、学校教育としての目的や目標があります。教材としてのサッカーとなると、必ずしも楽しさだけを経験させる位置付けではないことも理解したうえで、体育におけるサッカーの授業の展開案を作成しました。サッカーが専門でない体育の先生方を念頭に作成しています。
JFAにはサッカーの指導に関わる多くの経験と知見があります。選手の育成、指導者養成、世界で戦う日本代表チームの強化、さらには生涯にわたって誰もがいつでも安心、安全にサッカーを楽しむための環境づくりなど、さまざまな取り組みを行ってきました。サッカー上達のための学習課題や指導者から選手への効果的な働きかけなどは、体育授業での教授法とも連動します。
日本代表の影響でサッカーへの興味や関心が広がるなかで、サッカーが持つ社会的価値をより多くの人と共有したいと考え、JFAは文化としてのサッカーを学ぶさまざまな材料を蓄積してきました。体育授業においても、これらを有効的に使うことができると考えています。
学習指導要領に示されている指導内容について、サッカーの本質に触れ、サッカーの楽しさを多くの人に経験してほしいとの思いを込めて、中学校体育の枠組みや条件に沿う形で、「何を」「どのように」指導するか、一つの提案として本書で提示しています。

本書の構成
【第1章】サッカー授業の前に知っておきたいこと
・サッカーの魅力や特性
・JFAが提案する指導における基本的考え方
【第2章】実践 中学校におけるサッカーの授業
・JFAが提案する具体的指導内容とその展開
・サッカー授業の基本的な考え方
・各学年の単元計画/評価規準/展開例/学習カード例
・サッカー指導をより充実させるオプションプラン
【第3章】教材としてのサッカーの活用
・教材としてのサッカーの活用(中学校3年生を対象に)
・サッカーの単元を学習するなかで知識とは

   

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