2022年12月01日

サッカーの奨励金を受給した子どもの93%がサッカーを継続。love.fútbol Japanが「6ヶ月レポート」公開

経済的な貧困や社会格差によるスポーツの機会格差の解消に取組むNPO法人「love.futbol Japan」は、今年春の新学期にサッカーの奨励金3万円を給付した159世帯を対象に、受給後の6ヶ月の様子についてのアンケート調査を実施した。
調査の結果、93%の子どもがサッカーを継続できていることが確認。このレポートでは、サッカーの継続性や、子どもたちの今後の抱負、活動に対する保護者の方々の感想をまとめている。

love.fútbol Japanは、2021年より日本で、経済的な貧困等でサッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを応援する活動「子どもサッカー新学期応援事業」を、富樫敬真選手(サガン鳥栖)、小林悠選手(川崎フロンターレ)、田邉草民選手(アビスパ福岡)などサッカー選手15人以上に寄付および活動参加いただき共に取り組んでいる。これまで2年間で40都道府県子どもたち650人以上に応援を届けてきた。

この「6ヶ月レポート」は、応援後の子どもたちの状況やサッカーの継続性、活動に対するニーズや改善点を確認するため、2022年度の奨励金受益者159世帯を対象に実施した。

<調査概要>
対象:2022年度事業で奨励金3万円を受給した159世帯の保護者
方法:オンライン回答
回答期間:2022年10月11日〜10月24日(2週間)
回答率:95%(151世帯)

<サマリー>
・奨励金の受給後、93%(140人)の子どもがサッカーを継続している
・サッカーに対する今後の抱負では、サッカーができることの喜びの声、未来への意志が確認された。
・7%(11人)の子どもがサッカーを継続できていない。主な理由は、金銭的理由、本人の意向、怪我、人間関係などが挙げられた。

▷「6ヶ月レポート」のダウンロードはこちら。
https://www.lovefutbol-japan.org/posts/39445213


<報告書一式>
活動報告書、アンケート調査報告など4つの報告書は下記サイトよりご覧いただけます。
https://www.lovefutbol-japan.org/posts/36035143

協力選手一覧
「子どもサッカー新学期応援事業」は、現在、18人のプロサッカー選手に寄付、活動参加、社会啓発に協力いただきながら実施している。
・富樫敬真 選手(サガン鳥栖)
・田邉草民 選手(アビスパ福岡)
・森谷賢太郎 選手(サガン鳥栖)
・小林悠 選手(川崎フロンターレ)
・家長昭博 選手(川崎フロンターレ)
・齋藤学 選手(水原三星ブルーウイングス)
・新井直人 選手(徳島ヴォルティス)
・ポープウィリアム 選手(町田ゼルビア)
・山本摩也 選手(INAC神戸)
・茂木力也 選手(大宮アルディージャ)
・吉見夏稀 選手(KSPO/韓国)
・三丸拡 選手(柏レイソル)
・韓浩康 選手(全南ドラゴンズ/韓国)
・野口龍彦 選手(ファジアーノ岡山)
・朴一圭 選手(サガン鳥栖)
・下澤悠太 選手(テゲバジャーロ宮崎)
・尾田緩奈 選手(アニージャ湘南)
・福丸智子 選手(ヴィアマテラス宮崎)

「子どもサッカー新学期応援事業」について
love.fútbol Japanは、2021年より日本で、経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを対象とする活動「子どもサッカー新学期応援事業」を富樫敬真選手(サガン鳥栖)、小林悠選手、家長昭博選手(川崎フロンターレ)、山本摩也(INAC神戸)などサッカー選手15名以上とともに取り組んでいる。サッカーの費用に使える奨励金3-5万円の給付、用具寄贈、孤独に対する心の繋がりを育てるサッカー選手との交流を提供し、これまで2年間で40都道府県子どもたち650人以上を応援している。

▷2022年度 日本での活動実績はこちら
https://www.lovefutbol-japan.org/posts/36035143

   

セレクション開催検索

チーム名・フリーワードから探す

カテゴリ・地域・日程から探す

アクセスランキング